春先と秋口の空気はバイク乗りにとって心のボーナスのようなものです。
秋の空気を体に浴びながら走るワインディング、クリッピングを抜けてスロットルを開く、沈む後輪、腰に掛かるG、休む間もなく次のコーナーに備えて体重移動、とエクスタシーの連続です。
若い頃、西三河に住んでいたので三ヶ根山スカイラインがホームグランドでした。
西尾市は花蔵寺のグリーンロードから入って幡豆町入り、広域農道幡豆岡崎線を走りたくって小町トンネルを抜け(知らないですよね)三ヶ根山スカイラインの料金所手前でUターン(当時は有料でしたので)
これを何周も何周も繰り返して遊んでいると、まるで自分の神経細胞が指先やつま先から伸び出してオートバイの中に溶けこみ、オートバイと一体化してしまったような不思議な感覚に包まれました。
休憩には誰もいない山道にコースアウト、コールマンのシングルバーナーでお湯を沸かしてコーヒータイムです。
自然の、本当にいい香りのする山の中で飲むコーヒーは格別でした。
日課ですから(そんな訳ない)暇さえあれば毎日のように通っていました。
おいしいコーヒーを飲むために。
20年の時を超えても当時の相棒達はまだ私と一緒にいます。

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

