私の部屋には恐らく1000台以上の古い金属製機械式カメラがあるでしょう(古いラジカセやラテカセ、BCLラジオ、バブカセも30台以上!後日うp予定)。
これらのほとんど全てはYahoo!のオークションで落札したものです。
よっぽど欲しい場合を除き入札予算は常に1200円まで!と決めています。それは振り込み手数料や送料を含めてだいたい2000円以内で、と決めているからなのです。
そうこうする内になんとなく集まってしまいました。
その中でも一番好きなのは、電池を使用しないセレン素子使用のハーフサイズカメラです。セレン素子とは一種の太陽電池でこの電圧を利用して露出計を作動させています。だから電池は使いません。カメラを動作させるのにお金は一切かからないのです。
ハーフサイズとは普通のカメラのフィルム一齣分を2分割して撮影する方法です。24枚撮りフィルムで48枚もの写真が撮れます。
これは昔フィルムがまだ高かった頃の知恵ですが、現代の高性能フィルムと当時の良くできたガラスレンズによって(当時はフィルムの性能が低く、レンズ性能だけが頼りでしたから)ビックリするほど美しい写真が撮れます。
エコロジーでエコノミー、今の時代にピッタリなんじゃないでしょうか。

写真はお気に入りのハーフサイズカメラで、左からキヤノン デミ とオリンパス ペン−EEです。どちらもとても美しいデザインです。
これらはヤフオクでジャンクが1000円位から手に入ります。
そうなんです。私は壊れている安いジャンク品しか買いません。完全動作品なんて高い上分解してレストアする楽しみがないからです。
昭和30年代の工業製品が、たとえ今はジャンクとはいえたった1000円で手に入るのです!しかも構造が単純なのでコツさえ掴めば誰にでも自分で修理できます。直れば実用品ですからお散歩にも旅行にも連れて行ってあげて下さい。
大好きなホンダS500やS600と同じ時代の工業製品を身近に置いて連れて歩けるなんて最高です。
出品者から宅配便が届き、とりあえずいぢくりまわして、どこが壊れているんだろう、どうして壊れたのだろう、と考えているとワクワクしてきます。とりあえず故障原因を推理したら分解開始です。
そして修理完了した物が上のカメラです。
それぞれ完全にバラバラにして洗浄やグリスアップして組み立てます。
外観がサビサビだったりボコボコの物は場合によってはバラしたついでにお気に入りの色に塗装します。
また貼り皮もお気に入りの色や模様の本革、ビニールレザーに張り替えます。

キヤノン デミ 成金バージョン
こんなんになったり

オリンパス ペン ミリタリーカメラ風味
こんなんになったりしちゃいます。
元々はカビ、サビ、ボコボコで誰が見てもゴミでしたが、ここまでフッカーツです。さすが補修屋の仕事!(自画自賛)趣味に走った作品です。
ここまで読んだあなたはきっとジャンクカメラが欲しくなっているはずですのでヤフオクに入札する際のアドバイスとして
1、 部品の欠品がある物には手を出すな。
2、レンズにひどいキズやカビのあるものには手を出すな。
3、業者物には手を出すな。押入を整理していたら出てきました、死んだおじいちゃんの遺品整理です、的な素人物を狙え。
以上さえ守って頂ければ失敗はないと思います。
ちなみにYahoo!から
オークション > 家電、AV、カメラ
に行って ジャンク で検索すればジャンクカメラがザクザク発掘出来ます。
レストア途中で悩んだら私の大好きな
Range Finder
のサイトを尋ねてみて下さい。
ここは古い金属カメラマニアの巣窟(失礼!)で個人修理の方法やカメラの紹介等カタログ的にも使えますからここで気に入ったデザインの一台を見つけてヤフオクでGet!がよろしいかと。
実は私自身このサイトのおかげでこの趣味にハマることが出来ました。
修理に行き詰まっても掲示板で質問すれば常連の皆さんや管理人のビュッカーさんが親切にアドバイスしてくれますよ。
上記のサンプルを見て、欲しい、と思われたならお気軽にご連絡下さい。
オーダーメイドでご希望の仕様にお作りしますよ。
春先と秋口の空気はバイク乗りにとって心のボーナスのようなものです。
秋の空気を体に浴びながら走るワインディング、クリッピングを抜けてスロットルを開く、沈む後輪、腰に掛かるG、休む間もなく次のコーナーに備えて体重移動、とエクスタシーの連続です。
若い頃、西三河に住んでいたので三ヶ根山スカイラインがホームグランドでした。
西尾市は花蔵寺のグリーンロードから入って幡豆町入り、広域農道幡豆岡崎線を走りたくって小町トンネルを抜け(知らないですよね)三ヶ根山スカイラインの料金所手前でUターン(当時は有料でしたので)
これを何周も何周も繰り返して遊んでいると、まるで自分の神経細胞が指先やつま先から伸び出してオートバイの中に溶けこみ、オートバイと一体化してしまったような不思議な感覚に包まれました。
休憩には誰もいない山道にコースアウト、コールマンのシングルバーナーでお湯を沸かしてコーヒータイムです。
自然の、本当にいい香りのする山の中で飲むコーヒーは格別でした。
日課ですから(そんな訳ない)暇さえあれば毎日のように通っていました。
おいしいコーヒーを飲むために。
20年の時を超えても当時の相棒達はまだ私と一緒にいます。


