とある改築中市役所内階段の手すり部分の補修なんですが物は天然大理石でどう見ても築30年以上は経ってるんです。
とりあえず写真を見てのけぞってやって下さい。
1枚目の写真には成仏できない無数のオーブが漂って、ではなくてすごく埃っぽい現場でした。


大理石は長年の煙草のヤニや手あか、埃でモスグリーンっぽい膜がかかっていました。これでは本来の色が分かりません。
そしてとどめを刺すように大きくひび割れ上下にズレ、欠損、なんかがあるような状態でした。
現場ではどうやって補修しようか暫く考えましたが、とりあえず上下のズレを平面化しようと金ヤスリでゴシゴシと力まかせに削ってとにかく平らにしました。
平らになったら調色したエポキシ接着剤を注射器でひび割れ部や欠損部に流し込み硬化させた後サンドペーパーにてヤスリ目落としと平面出しをしました。ついでに補修しやすいように補修範囲より少し広めにサンドペーパーをかけて色を戻しておきました。
後は毎度手慣れた着色で終了!です。

サンドペーパーをかけて補修ヶ所と周辺が本来の大理石の色に戻ったためそこだけ新品っぽくなってしまい違和感はありますがエイジング加工までする余裕はありませんでした。
なぜならここまでひどくはないですが、他にもナント40ヶ所位、ひびや欠けの大理石補修が付箋指示されていたのです!
こっちの方がオーブよりずっと怖いですね。
1日現場で時間いっぱいいっぱいでした。

